ひとりごと


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カウンセリングで、患者さんがちょっと元気になる「言葉」を作ります。

今日も、患者さんと一緒に考えたそんな「言葉」を紹介します。
053.gif「今はまだ人のせいにしてていいよ!」

山中さんは入社7カ月目の24歳のOLです。

ある日、山中さんは会社のホームページを更新するよう上司に指示されました。
ホームページに使っている写真を違うものに取り換えたり
会社のブログを更新したり、会社が主催するイベントの告知をしたり
他にも色々と更新することがありました。

更新することが多く、上司の指示を聞いているうちに、
山中さんは、どこをどう直せばいいのか分からなくなりました。
けれども山中さんは、

「聞き直さなくても出来るだろう」

と思い、分からないことを上司に聞き直しませんでした。

ホームページの更新作業を終えた山中さんは上司に確認してもらいました。

すると、たくさんのミスがありました。

上司は山中さんに「指示したことをちゃんと理解してた?」と聞きました。

「たくさん更新するところがあって混乱して理解できていませんでした。」と山中さんは答えました。

上司は驚き「何で理解して納得するまで聞き返さないの?」と注意しました。

山中さんは、なぜそんなにも上司に注意されないといけないのかが分からず
イライラがおさまりませんでした。

セラピストが山中さんを肯定しながら話を聞いていくと
山中さんは、更新がちゃんと出来なかった理由を
「上司が悪い」と思っていた自分に気づきました。

「上司が一度にたくさん指示するからダメなんだ」(>_<)

「上司がうまく指示してくれたら出来たのに・・・。」(>_<)

「悪いのは上司で私は悪くない」(>_<)

と思っている自分に気づきました。

さらに肯定しながら話を聞いていくと、山中さんは何か失敗しても、

「自分は出来るから失敗するはずはない」

と思って、自分の失敗を認めずに、いつも失敗を人のせいにしてしまっている自分に気づきました。

山中さんは、そんな自分が嫌でした。

山中さんは「自分の失敗を人のせいにする自分」より
「自分の失敗を認め、その失敗を次に活かせる自分になりたい」と思いました。

セラピストは、自己肯定感が低いと出来ない自分を認めたくなくて
出来ない事でも「自分は出来る」と思い込ませ
出来ない事があれば他人のせいにして
自分を守る人が多いと説明しました。

さらにセラピストは、自分の自己肯定感が上がると
ありのままの自分を認めることが出来るようになるので
出来ないことがあっても、自分にとって何が足りないから出来なかったのか
何をしたら出来るようになるのかを考えられるようになると説明し
自己肯定感を上げるには、今の自分を自分で肯定してあげることが大切だと説明しました。

山中さんは心から自分の自己肯定感を上げたいと強く思いました。

そしてセラピストと一緒に
053.gif「今はまだ人のせいにしてていいよ!」

という「言葉」を作りました。

山中さんは無意識のうちに「出来ない自分」を認めたくないという思いから
自分を守る為に自分の失敗を人のせいにしていたことに気づくことが出来、
とても嬉しく思いました(^-^)

そして、この言葉を毎日自分に言ってあげることにしました。

「今はまだ人のせいにしてていいよ!」と自分に言ってあげることで
山中さんは、

「今は自分の失敗を人のせいにしているけれど自己肯定感が上がると、失敗した自分を認め、失敗を次に活かせるようになる」

と思うことが出来、前向きな良い気分になるそうです(^^)v

山中さんは今はまだ失敗を人のせいにすることが多いですが
失敗した時に、少しずつ自分にも直せるところがあるのではないかと
ちょっとずつ考え始められるようになってきています。

良かったです001.gif


※山中さんは仮名です。プライバシー保護のため内容を損なわない程度に改変されています。
# by co-ko-ro | 2011-12-11 15:52
カウンセリングで、患者さんがちょっと元気になる「言葉」を作ります。

今日も、患者さんと考えたそんな「言葉」を紹介します。

053.gif「今は怒られるのが怖くていいよ」


近藤さんは入社1年目の26歳のOLです。

ある日近藤さんは、掃除中にパソコンとインターネットをつなぐランケーブルを壊してしまいました。

近藤さんは出社前の上司にランケーブルが壊れたことを電話で報告しました。

上司は出社すると、今日することを色々と近藤さんに指示しました。
けれども、ランケーブルについては何の指示もありませんでした。
近藤さんは上司が「ランケーブルを買って来て」
と言うまで待っていたらいいのかなと思い
自分からは聞きませんでした。

暫くして、ランケーブルのことを思い出した上司は近藤さんに
「買ってきたの?使えるの?」と聞きました。
「壊れたので使えません」と近藤さんが答えると、
上司は「ランケーブルのような、無かったら仕事にならないようなものは
早急に直すか、直らなければ買って来るかして、自主的に行動して欲しい」と注意しました。

近藤さんは自主的に動けず、ただ指示を待っていた自分を情けなく思いました。

近藤さんを肯定しながらカウンセリングを進めていくと
近藤さんはなぜ自分が自主的に動けなかったのかに気づきました。

出社した上司に、ランケーブルについての指示を仰いだら
ランケーブルを壊したことについて怒られると思っていたこと(>_<)

「今からランケーブルを買いに行ってきていいですか?」と聞いたら
自分が壊したことを上司が思い出し怒られると思っていたこと(>_<)
に気づきました。

ランケーブルを壊したことで上司に怒られるのが怖くて
ランケーブルの話に触れないように
自分が壊したことを無かったことにして失敗を隠そうとしていることに気づきました。

近藤さんはこんな自分が嫌だと思いました。

さらに、肯定しながらカウンセリングを進めていくと
近藤さんはランケーブルのことに触れずに壊したことを無かったことにして自分を守っていることに気づきました。

「自分を守る行為」より「仕事や周りの人に役立つ行為が優先出来る自分」になりたいと思いました。

セラピストは、自己肯定感が低いと、どうしても自分を守ってしまう行為が多くなり
自分の自己肯定感が上がると、自分を守らなくても良くなるので
周りの人や仕事を優先する行為が出来るようになると説明しました。

そして自己肯定感を上げるには今の自分を自分で肯定してあげることが大切だと説明しました。

近藤さんは心から自分の自己肯定感を上げたいと強く思いました。

そこでセラピストと一緒に
053.gif「今は怒られるのが怖くていいよ」

という言葉を作りました。

そして「今は怒られるのが怖くていいよ」という言葉を毎日自分に言ってあげることにしました。

近藤さんはこの言葉を自分に言ってあげると
怒られるのが怖くて自由に行動出来ない自分を思い出し
今は怖いけど、自己肯定感が上がれば怖くなくなる自分が想像でき
ちょっと前向きな良い気分になります(^^)v

近藤さんは本当は怒られてもいいから人の為になる行為をしたいと思っています。

けれども、今は怒られるのが怖くて、怒られないように自分を守ってしまう自分をちょっとずつですが許せるようになってきています。

そして、自分の失敗を隠さないようにもなってきています。
良かったです001.gif

※近藤さんは仮名です。プライバシー保護のため内容を損なわない程度に改変されています。
# by co-ko-ro | 2011-11-21 23:06

カウンセリングで、患者さんがちょっと元気になる「言葉」を作ります。

今日も、患者さんと一緒に考えたそんな「言葉」を紹介します。

053.gif「私は怒られても自分の感覚を信じたいみたい」


中井さんは23歳の入社6カ月目のOLです。

ある日、中井さんは上司からイベント告知のメールを
あるお客さんに送るように指示されました。

上司は中井さんが、そのお客さんにメールを送るのが初めてだと思い
「はじめまして。受付の中井です、と付けてね」と言いました。

中井さんは以前にそのお客さんにメールを送ったことがあったので
おかしいなと感じながらも上司に言われた通り
「はじめまして」の一文を付けてメールを送りました。

そのメールの内容をたまたま知った上司は
「この人にメールするのって初めてだったよね?」と中井さんに聞きました。
「以前にもメールをしたことがあります」と中井さんは答えました。

上司は中井さんが「はじめまして」を付けてメールを送ったことに驚きました。
上司は以前にメールを送ったことのある人に
「“はじめまして”はおかしいでしょ!」と中井さんを注意しました。

中井さんはおかしいと感じても上司の指示通りにしか出来ない自分を情けなく思いました。

セラピストが中井さんを肯定しながら話を聞いていくと、

おかしいと感じても上司の指示通りにしか出来ないのは、

「自分の感覚に自信が持てないからだ」

と中井さんは気づきました。それから、

「言われたこと以外に何かしたら自分が怒られるかも知れない」(>_<)

「もし間違っていたら自分が批判されるかも知れない」(>_<)

と中井さんは気づきました。

せっかく自分がおかしいと感じていても
上司に怒られるのが怖くて言いだせません。

中井さんは仕事がうまくいくよりも
自分が怒られないことを優先して行動していることに気づきました。

中井さんはこんな自分が嫌でした。

怒られないように、言われた通りにするのではなく
怒られてもいいから、仕事がうまくいくために
おかしいと感じたことは、質問したり確認出来るようになりたいと思いました。

中井さんはセラピストと一緒に、
053.gif「私は怒られても自分の感覚を信じたいみたい」

という言葉を作りました。

中井さんは無意識のうちに仕事や上司に役に立つ行動をするよりも
怒られないようにと自分を守るための行動をしている自分に気づくことが出来て
とても嬉しく思いました(^-^)

そして、この言葉を毎日自分に言ってあげることにしました。

「私は怒られても自分の感覚を信じたいみたい」
と自分に言ってあげると
「ただ言われたことをやればいいと思って行動するのは止めて、もっと考えて行動しよう」
という前向きな良い気分になるそうです(^^)v

中井さんは今はまだ上司に言われたことを
ただやればいいと思って行動することが多いですが
以前に比べると、怒られたくない、批判されたくないという気持ちが減ってきています。

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※中井さんは仮名です。プライバシー保護のため内容を損なわない程度に改変されています。
# by co-ko-ro | 2011-11-16 22:53

カウンセリングで、患者さんがちょっと元気になる「言葉」を作ります。

今日も、患者さんと一緒に考えたそんな「言葉」を紹介します。

053.gif「私に出来ないことがあってもいいよ」


山本さんは、会社に入社して半年が経つ29歳のOLです。

会社へ出勤すると、まずは社内の掃除から始めます。

それから、お客さんを迎えるために必要なものや上司に渡す資料などの準備をします。

けれども、山本さんはいつも何か準備し忘れてしまうのです。

今日はお客さんが履くスリッパを準備し忘れてしまいました。
部屋の電球が切れていたのですが、
掃除の最後に換えようと思ったまま取り換えるのを忘れてしまいました。
上司に渡さなければならない資料を印刷しておくことも忘れていました。

半年経っても、仕事の準備すら満足に出来ない山本さんに対して、
上司は「準備のためのチェックリストを作りなさい」とアドバイスをくれました。

けれども、山本さんは
「そんなもの作らなくても出来る。今回はちょっと忘れただけ」
と思い、失敗を繰り返していました。

同じ失敗を繰り返す山本さんに
上司は「真剣に仕事をしていない」と注意しました。

山本さんも同じ失敗ばかりしているので
「次はちゃんとやれるようにしよう!」と思い
準備のためのチェックリストを作ろうと思いました。

けれども、家に帰ると、なぜかやる気がなくなり
何もしないまま、また仕事に向かい、同じ失敗を繰り返すのです。

山本さんはこんな自分がイヤで、情けなく思いました。

セラピストが肯定しながら山本さんの話を聞いていくと
山本さんはいつも「自分は出来る」と思っている事に気づきました。

さらに山本さんは気づかなかった自分の思いに気づきました。


「自分は出来る」と思っているから努力しない(>_<)


努力して、もしダメだったら「自分は出来る」が崩れてしまうのが怖い(>_<)


真剣にやって、もし出来なかった時に「出来ない自分」を見たくない(>_<)

と無意識に考えていたのです。


山本さんは、
真剣にやれないのはうまく出来ない自分を見ないための逃げ道としての行動だ
と気づきました。

さらに、肯定しながらカウンセリングを進めていくと、山本さんは
「出来ない自分を見ないために、真剣に努力しない自分」より
「出来ないかも知れないけど、真剣に努力してみる自分」になりたいと思いました。

「出来ない自分を見たくないから、真剣にしない」
という自分の行動パターンを手放したいと思いました。

さらに肯定しながら話を聞いていくと
山本さんの中には完璧でなければならないという価値観があり
ちょっとのミスも許せない自分がいました。

なので、山本さんは少しのミスも自分に許してあげることが出来ません。

ちょっとのミスもしないで生きていくのは不可能なので
山本さんは無理やり「自分は出来る」と自分に思い込ませ
自分に出来ないことは全て自分の記憶から消し
無かったことにしていた自分に気づきました。

山本さんは
今まで自分が無意識に真剣に努力することを避けてきたことの理由が分かり
納得し、とても嬉しく思いました(^-^)

そして、セラピストと一緒に
053.gif「私に出来ないことがあってもいいよ」

という「言葉」を作りました。

山本さんは自分に「私に出来ないことがあってもいいよ」と言ってあげると
失敗しても、しないよりちょっとはいいかもと思えることができ
ちょっと努力してみようと思え、前向きな良い気分になります(^^)v

今では、山本さんは少しずつですが
失敗しても死ぬわけじゃないから
真剣に努力してやってみようと思えるようになってきました。

良かったです001.gif

※山本さんは仮名です。プライバシー保護のため内容を損なわない程度に改変されています。
# by co-ko-ro | 2011-11-12 23:00

カウンセリングで、患者さんがちょっと元気になる言葉を作ります。

今日も、患者さんと一緒に考えたそんな「言葉」を紹介します。

053.gif「どんな時でも今自分が出来ることをするといいみたい」

佐藤さんは27歳のOLです。

ある日、佐藤さんが会社へ出勤すると、
電話の調子がおかしく使えない状態でした。
数時間後には、上司が仕事で電話を使う予定になっています。

上司は佐藤さんに
「すぐに電話を使えるように直しておいて」と頼みましたが、
佐藤さんはすぐに「どうやって直したらいいですか?」と上司に尋ねました。

他の仕事で忙しくしていた上司は
佐藤さんが自分で何も調べず質問したことに大変驚き
「まず自分で説明書を読んだりして、自分で解決するようにして!聞くのはその後!」
と佐藤さんを怒りました。

佐藤さんはとても上司に腹を立てていて、イライラがおさまらない様子でした。

セラピストが佐藤さんを肯定しながら話を聞くうちに
佐藤さんは気づいていなかった自分の思いに気づきました。

「私はどうやって電話を直せばいいのか分からない」(>_<)


「説明書もどこにあるか分からない・・・」(>_<)


「もうどうしたらいいか分からない・・・・」(>_<)


「分からないことだらけで考えたくない・・・」(>_<)


佐藤さんは分からないと思ってしまうと
いつも考えるのをやめてしまう自分に気づきました。

佐藤さんは
分からないことは自分では解決出来ないと思い込んでいた自分に気づきました。

肯定しながらカウンセリングを続けていくと
始めは分からないと思っていても
何とか解決出来たエピソードを思い出すことが出来ました。

さらに佐藤さんを肯定しながらカウンセリングを続けると、佐藤さんは
「自分で考えることをしなければ、私はずっと成長しないままだ・・・。」
と気付きました。

佐藤さんはそんな自分がイヤだと思いました。

「自分には分からないと思い込んで考えようとせず諦める自分」より
「分からないけど、まず今自分に出来ることは何かを考えて探す自分」になりたいと思いました。

「分からないと思い込で考えようとせず諦める」自分の行動パターンを手放すために
053.gif「どんな時でも今自分が出来ることをするといいみたい」

という「言葉」をセラピストと一緒に考えました。

佐藤さんは今まで
自分は分からないと思い込んで、何も考えようとせず諦めてきた自分に気づけて
とても嬉しく思いました(^-^)

そして
「どんな時でも今自分に出来ることをするといいみたい」
という言葉を毎日自分に言ってあげることにしました。

佐藤さんはこの言葉を自分に言ってあげると
「すぐに分からないと思うのをやめて、今自分に出来ることを考えてみよう」
と思え、前向きな良い気分になります(^^)v

佐藤さんは自分で考えて、自分の解決策を見出せるようになりたいといつも思っていたので
分からないと言って考えるのが面倒で、考えることを放棄してしまう自分がとても嫌でした。

だけど、今では
「どんな時でも今自分に出来ることをするといいみたい」
と自分に言ってあげることで
少しずつですが分からないと言う前に考えれるようになって来ています。

良かったです001.gif


※佐藤さんは仮名です。プライバシー保護のため、内容を損なわない程度に改変されています。
# by co-ko-ro | 2011-11-03 22:28 | 自己肯定感